和「私だって、憂とキスしたいわ」

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:03:36.99

憂「でも二人共、本当に羨ましいなぁ・・・」

純梓「え?」

二人が怪訝そうな表情で言う。

梓「憂だって、和先輩が居るじゃない」

純「そうだよ、すっごくお似合いだよ?」

憂「私と和ちゃんはそういう関係じゃないよ!?」

純梓「嘘!?」

二人とも、すごく驚いてる。
ちょっと心外だよ。


1276683456587[1]
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:09:43.99

純「昨日もあんなにいちゃついてたじゃん!」

憂「別にいちゃついてないでしょ!?私は怒ってただけじゃない!」

純「・・・頭撫でられて、あんなに顔真っ赤にしておいて?」

憂「そ、それは・・・!その・・・///」

梓「私、律先輩と澪先輩、憂と和先輩は大分前から付き合ってるものだと思ってたんだけど」

純「あ、私もー。でも付き合ってないにしても、絶対両思い確定でしょー!」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:16:32.41

憂「・・・そう、見えるの?え、えへへ・・・///」

梓「うわぁ、何その緩みきった顔」

純「でもぶっちゃけさー、本当にあとはどっちかが告白するだけじゃないの?」

憂「こ、告白かぁ・・・。でも和ちゃん、結構奥手だからなぁ」

まぁ、私も人のこと言えないんだけどね。

梓「和先輩、あんなにかっこいいのにそういうの慣れてないんだ。結構、意外かも」

憂「和ちゃんはかっこいいけど、真面目で誠実だからー」ニコニコ



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:20:06.76

梓「こんなにデレデレとのろけておいて、付き合ってると思われてたことに驚く憂はすごいよ」

純「でも私も、どっちかって言うと経験豊富なのかと思ってた」

純「あのかっこよさで気に入った子はすぐに・・・痛っ!?」ベシッ

憂「・・・和ちゃんは、そういうことしないもん」バシバシ

純「ご、ごめん!私が悪かったよ!」

梓「憂は一途だね」ニヤニヤ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:30:30.48

唯「ムーギちゃん♪」ダキッ

紬「ゆーいちゃん♪」ギューッ

唯「今日もムギちゃんは、やわっこくてあったかいねぇ」スリスリ

紬「唯ちゃんだってそうよ?それに、いつも良い匂いがするわ~」ナデナデ

唯「あ!ムギちゃんもだよ!?ていうか絶対ムギちゃんの方が良い匂い!」

紬「いいえ!そんなことないわ!唯ちゃんの方が良い匂いだもの!」

唯「ムギちゃん!」

紬「唯ちゃん!」

和「・・・」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:35:54.45

律「澪、私今日リップ忘れたから私に澪のリップ使わせて」

澪「もう、律はしょうがないなぁ・・・はい」

律「あ、そうじゃなくてさ。澪が自分にリップ塗って?結構多めに」

澪「え?こんな感じ?」ヌリヌリ

律「そうそう。それじゃ、むちゅー」ブチュー ジュル…ペチャ

澪「んんぅっ!?やっ・・・はぁっ・・・り、ふぅ・・・///」ペチャピチャ



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:41:21.46

律「んんっ・・・。よし!これでリップ塗れた!澪、ありがとな」プハッ

澪「り、律ったら・・・皆見てるのに何てことするんだよ・・・///」モジモジ

律「澪が、可愛すぎるからついさー」

律「でもこれなら、リップ塗るためって言い訳できるからいいだろー?」

澪「ま、まぁそうかもしれないけど・・・///」

律「それに、皆に見せびらかしたいくらい澪のこと愛してるんだもーん」

澪「も、もう何言い出すんだよ。律は本当に仕方ないやつだな・・・///」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:47:36.78

『一つ言えるとしたら、そんなもの全く言い訳になってないわよ。
世紀のバカップル。
それに澪、そんなに嬉しそうな顔で言っても説得力が欠片も無いわ。
あと何より、舌入れる必要性なんて全くないでしょう。』

和「・・・一応言っておくけど、ここは学校よ」

唯紬律澪「え?」

『何で私、周りの人間全員に「この人何言ってるの?」みたいな目で見られなきゃいけないのかしら?』

和「・・・まぁいいわ。それで、放課後にちょっと話がしたいって言ってたけど何の話?」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:50:56.30

律「あー。それじゃ、ストレートに聞くけどさ」

唯「和ちゃんは、いつになったら憂に告白するの?」

和「・・・え?な、何?唯ったら何言ってるのよ・・・。そ、それじゃ私生徒会・・・」

澪「今日は生徒会ないって言ってたじゃないか。だから今日にしたんだし」

紬「というか和ちゃん、ひょっとしてばれてないと思ってたの?」

『・・・何か知らないけど、さっきから随分と酷い言われ様じゃないかしら。』


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:53:14.78

唯「和ちゃんだって、私とムギちゃんのラブラブっぷりを見て羨ましいとか思ってるでしょー?」ギュー

紬「まぁまぁ、唯ちゃんったら♪」

唯「だからか最近和ちゃん、いつもより積極的に憂と一緒に居ようとしてるもんね」

和「・・・まぁ、正直に言えばね」

律「でな、私達は思った訳だよ」

澪「憂ちゃんだって、和のこと待ってると思う、ってさ」

和「・・・」

紬「和ちゃん、憂ちゃんのこと好きでしょう?」

和「・・・そう、ね」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 17:59:38.02

唯「ねぇ、和ちゃん。他人が口を出すことじゃないのはわかってるけど、勝手に独り言を言わせてもらうね?」

『そんな断りを入れながら言っちゃったら、それはもう独り言じゃないと思うわよ?』

唯「憂はきっと、不安だと思うんだよね。だから誰かが早く、憂のこと安心させてあげてくれないかなぁ」

和「・・・時間は有限なのに、いつまでも煮え切らないなんて・・・我ながら何やってるのかしらね」

和「唯、ありがとう。今度、何かお礼はさせてもらうわ」ダッ

『本当にありがとう、唯。煮え切らない、臆病な私の背中を押してくれて。』

唯「私は今日、ゆっくり帰るから焦らずにね」

『長い付き合いの幼馴染の言葉も聞き終わらないうちに、私は走り去っていた。』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:06:27.59

ピンポーン

あれ?
お姉ちゃん、じゃないよね・・・。
お姉ちゃんだったら鍵持ってるし、わざわざチャイム押す必要ないもん。
一体、誰だろ?

憂「はーい」ガチャッ

和「ご、ごめん・・・憂。突然、来ちゃっ、た・・・」

憂「え?和ちゃん?べ、別にいいけどそんなに息を切らしてどうしたの?」

和「ちょっと、憂に用事があって・・・。上がらせてもらってもいいかしら?」

憂「うん、どうぞ上がって」

和「・・・ありがとう」

何か、和ちゃんの様子が変だなぁ。
いつもはこんなに表情、険しくないのに。



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:16:05.73





憂「・・・えっと」

和「・・・」

どうしよう。
「ちょっと、座ってくれる?」って言うから座ってみたけど、
それから和ちゃんったら、うつむいたままなんだもん。
何かすごく真剣に考えごとしてるみたいだし・・・。

とりあえず、飲み物でも持って来ようかな。

憂「和ちゃん、私ちょっと飲み物でも持って来るね」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:20:55.38

和「・・・いえ、いいわ」

憂「え?でも・・・」

そう言って顔を上げた和ちゃんは、今までにみたことないくらい真剣な表情だった。
真剣な顔してる和ちゃん、いつもよりもっとかっこいいなぁ。

って、私ってば何考えてるんだろう・・・///

和「憂・・・、ちょっと目を瞑ってくれる?」

憂「え・・・?う、うん」

あまりにも真剣な彼女の表情に、私は促されるまま目を閉じた。
彼女がそっと、腰を上げる気配が、そしてどんどん私の方に近づいてくる気配がする。



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:26:13.67

ふと目を開けてみると、そこには目の前に迫った彼女の顔があった。

私は、そんな彼女の唇にそっと人差し指を当てて言う。

憂「だーめ。和ちゃん、何しようとしてるの?」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:31:18.37

『え・・・。
どうしよう、私憂に・・・憂に、拒否され、た・・・?』

『そんなことを思っていると、彼女は続けて言った。』

憂「こういうことをしたいなら、先に伝えなきゃならないことがあるんじゃない?それをしないでっていうのは、ずるいよ?」

和「ご、ごめんなさい憂・・・。確かに私、卑怯だったわ。でもちゃんと言うわ。私、憂のこと・・・!」

『気持ちばかり焦っている私。
そんな私の唇に、彼女はもう一度人差し指を当てた。』

憂「ストップだよ、和ちゃん。一回あんなことしようとして、それで指摘されて後から言おうなんて、ずるいと思わない?」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:36:51.48

『確かに、憂の言うとおりだわ・・・。
でもそれじゃ、もう私みたいな卑怯者には気持ちを伝える権利すら無い・・・の?』

憂「でも和ちゃんを待ってばっかりで、何もしようとしなかった私も・・・ずるいよね」

憂「だから、それはおあいこでいいんだ」

和「でも・・・」

『さっき、憂・・・私の言葉を遮ったじゃない。』

憂「それでね、和ちゃんにお願いがあるんだけど」

和「・・・何?」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:41:36.65

憂「気持ちは、伝えて欲しいの。でもね、言葉じゃない方法で、私に気持ちを伝えて欲しいな」

和「え・・・?」

憂「ちょっとさっきと矛盾してるかもしれないけど、言葉じゃなくて、和ちゃんがしようとしたことで伝えて欲しいの」

憂「和ちゃんがしようとしたことって、する場所によって色んな意味があるよね?」

和「・・・!」

憂「だから、勢いとかそういうのじゃなくて、ちゃんと・・・気持ちを伝えるために、考えてして欲しいな」

憂「・・・お願い、してもいい?」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:46:06.34

『全く、情けないわね私ったら・・・。
一人で焦って、気持ちだけ先走ってたのなんて、憂にばればれだったじゃないの。

全く、憂ってば―』

和「ええ、わかったわ。・・・じゃあ憂、今度こそ目を閉じてちょうだい」

和「私の貴女への気持ち、ちゃんと伝えるから」

『本当に、優しくていい子なんだから。
ありがとう、憂。私に、ちゃんとチャンスを与えてくれて。』

憂「ん・・・///」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:53:35.30

『目を閉じた、彼女。
その表情は、不安げで、儚げで。
頬に紅が差したその顔は、この世のどんなものよりも美しいと思えた。』

『そっと、彼女の手をとる。
私が触れた瞬間、彼女はぴくりと身体を震わせていた。』

『彼女の、手を見つめる。』

―手の甲

『私、料理だって上手で気遣いも自然に出来る憂のこと、心から<尊敬>してるのよ?
でも貴女に対して一番伝えたいことは、それじゃないの。』



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:55:26.53

『手にとった、彼女の腕を翻してじっと見つめる。』

―腕の首

『女同士だけど、私は貴女に歪んだ劣情を催してしまうこともあるわ。
貴女を私のものだけにしたい、貴女の全てを知りたいという<欲望>。
でもそれも、ある別の感情から来るものなのよね。』



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 18:59:02.98

『手にとった彼女の腕を放す。
今度は彼女の両肩をしっかりと掴み、彼女の顔を正面から見据える。』

―額

『不思議な関係よね、私達。
初めて会った時は、友達の妹としか思わなかったのに。
でも、気付いた時にはその気持ちは<友情>じゃなかったの。』

―頬

『何だかんだで、今日も背中を押してもらっちゃったわね。
いつも憂の<厚意>には、感謝してるわ。』



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:06:13.00

―瞼

『貴女は私のこと何でもそつなくこなしてすごいなんて、
憧れるなんて言ってくれるけど、私はあまりそう思わないの。
貴女だって何でも人並み以上にこなせるし、
それに何より、可愛くて優しくて、周りの人を笑顔にしてあげられる。
むしろ私が、そんな貴女に<憧憬>するわ。』

『でも、そんなことじゃないの。
私が貴女に一番伝えたいこと、私が貴女に伝えなければならない、
貴女に対する感情は―』



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:11:33.82

―唇

『好きよ、憂。本当に大好き。
貴女をこの世界の誰より愛してるわ。
気付いた時には持っていた、貴女に対するどうしようもないくらいの、<愛情>―』

和「これが、私の答えよ・・・憂」

『私は憂の唇に、そっと自分の唇を重ねる。』

ちゅっ



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:16:19.41

『唇を離すと、目を開けた憂はこれ以上ないくらいに顔を真っ赤にしていた。』

憂「和ちゃん、顔真っ赤だよ・・・?///」

『私も、人のことは言えないようだけどね。』

憂「ねぇ、和ちゃん・・・」

和「な、何かしら?」

憂「足りないよ、今のじゃ。それとも和ちゃんが伝えたい気持ちって、そのくらいだった?」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:21:22.06

和「馬鹿言わないでよ、今のくらいで足りる訳ないでしょ」グイッ

『そう言って彼女を抱き寄せ、また唇を重ねる。』

憂「ん・・・っ」

『今度はさっきみたいに触れるだけじゃなく、長い間その唇を離さない。』

憂「・・・ぷはっ、和ちゃんって結構強引なところも・・・」

和「まだ終わりとは言ってないけど?」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:26:04.57

『そして三度唇を重ねる。
今度は憂の口内に、私の舌をねじ込んだ。』

憂「んんんっ!?・・・はっ、ふあっ・・・」

『最初は口内にねじ込まれた異物に身を強張らせたみたいだったけど、
その後はすんなりと受け入れてくれた。』

ぴちゃ、ぺちゃ・・・じゅるっ・・・

憂「んっ・・・はぁっ・・・、ぷはっ」

和「・・・わかって、くれたかしら?」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:31:15.51

憂「・・・和ちゃんって、普段は真面目で物静かなのに、こういう時は飢えた獣みたいだね」

和「それだけ、その・・・う、憂のことが好きってことよ・・・///」

憂「さっきはあんなに強引に奪った癖に・・・そこは照れるんだね、ふふっ」

和「な、何よ!笑わないでよ!///」

憂「あはははは、ごめんごめん。でも何か、和ちゃんらしいなぁって・・・」

憂「うん、やっぱり私の大好きな真鍋和ちゃんなんだなぁって・・・嬉しかったの」ニコッ

『・・・その笑顔は、反則じゃない?』



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:36:47.12

唯「うわーお、妹の女としての顔を見るっていうのは何か背徳感あるねぇ」

紬「このこそこそ隠れてっていうのがまた臨場感あって、最高のギグだったわ・・・」ボタボタ

純「そそそ、それよりいきなり舌入れてませんでした!?///」

律「え?私らも最初っから思いっきりディープキスしたけど?」

梓「普通はいきなりディープキスはしませんよ、よっぽどじゃない限り」ザー

澪「そ、そんな梓・・・私と律がよっぽどのお似合いカップルだなんて・・・///」モジモジ

梓「一言も言ってねーです」ザー



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:42:09.20

唯「私達も憂達もしたし、むしろあずにゃん達がまいのりてぃーだよ」

純「えええっ!?そういうものなんですか!?」

律「ていうか、私もう辛抱たまらん。澪ー」チュー

澪「んんっ!?」

唯「人の家で勝手におっぱじめないで欲しいよ?」

紬「より最高のライブ感を・・・」ボタボタ

梓「ちょっとムギ先輩!身を乗り出しすぎですって!」

紬「あ・・・、和ちゃんと目が合っちゃった・・・」ボタボタ



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:45:16.37

和「あ、あんた達!?一体何してるの!?」

憂「つ、紬さん!?お姉ちゃんに純ちゃん、梓ちゃんまで・・・!」

澪「り、律・・・駄目だってばぁ・・・///」

律「さっき自分からもキスしてきた癖に、そんなこと言うのか?」

和憂「・・・」

梓「あ、この二人は無視して話を続けてもらって結構です」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:52:18.05

和「だ、大体あんた・・・!遅めに帰ってくるとか言ってたのに・・・!」

唯「あれは嘘です!」

憂「お姉ちゃん!?それは堂々と言い切ることじゃないよ!?」

梓「むしろ和先輩が行ってすぐ、純にも声かけて即後を追うことを提案してましたよ」

唯「あずにゃんの裏切り者!」

紬「梓ちゃんもノリノリだった癖に!「ほら急いで下さい!」とか言ってたじゃない!」

憂「梓ちゃん・・・?」

梓「ごめんなさい、つい」土下座



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 19:55:03.54

純「わ、私は止めたんだよ!?」

憂「うん、純ちゃんはそういうことする人じゃないもんね」

梓「何で純だけ!?ずるい!」

憂「日ごろの行いって、こういう時に大事になってくるんだよ?」

和「・・・で?トイレは済ませたかしら?」

憂「神様にお祈りはー?」

和憂「部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする、心の準備はOK?」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 20:05:38.65

唯「あわわわわ・・・」ガタガタ

梓「まずいなんてものじゃないですよ!?桜ヶ丘最強の二人じゃないですか!」

紬「あら、何かしら?この紙」

[家に帰って、セッションしてます。 田井中律・澪]

紬「夜のセッションってことね?これもきっと、素晴らしいギグになっているのでしょうね・・・///」ツー

梓「あの二人、先に逃げやがったぁぁぁ!」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 20:09:43.19

紬「待って、皆。琴吹家には、こんな時のために伝わる伝統的な戦法があるわ!」

純「な、何なんですか!?」

紬「それは・・・」

紬「逃げるのよ!!」ダッ

唯「それじゃ私、生徒会行くね!」ダッ

純「えええぇぇ!?」

梓「ほら純も!逃げるよ!」ガシッ ダッ

純「うえっ!?あ、お二人とも本当にごめんなさー・・・」ズルズル…



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/04(金) 20:15:42.18

和「・・・冗談なのにね」

憂「和ちゃん、あんまりそういうこと言う人じゃないから本気に聞こえたんじゃない?」

和「まぁ、邪魔者も居なくなったことだしちょうどいいわ」

和「平沢憂さん、貴女に改めて言いたいことがあります」

憂「真鍋和さん、私も貴女に言いたいことがあります」

憂「だから、せーので一緒に言おう?」

和「そうね」

和憂「せーのっ!」

和憂「大好きです!」

ちゅっ



-fin-


関連:律「澪にちゅーしたい」
関連:唯「私もムギちゃんに、ちゅーしたいなぁ」
関連:純「私だって、梓とキスしたいのに!」

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