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櫻子「誰にでもできる催眠術…?」

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:26:46.03

櫻子「誰にでもできる催眠術…?」

夏休み真っ只中のある日、読書感想文に使う本を探しに図書館に来たら、
こんなタイトルの本を見つけてしまった。

櫻子「催眠術かー…どんなんだろ」

近くの椅子に座って、中を見てみる。

櫻子「ふむふむ…ふむ…」

誰にでもできる、というタイトルの通りすごくわかりやすく書いてあった。
これなら私にもできるかもしれない。
…よし!

櫻子「これお願いしますー」

私はその本を借りて、家に帰った。
…あ、宿題用の本忘れてた。まあ向日葵に何か貸してもらえばいっか。


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:27:28.72

-翌日-

櫻子「うぁー、全然わからなーい。向日葵宿題見せてよー」

向日葵「お断りですわ。夏休みの宿題ぐらい自分でやりなさい」

櫻子「えぇー、けちんぼー」

向日葵「けちで結構ですわ。ズルはいけませんわよ」

櫻子「いいじゃん宿題ぐらいー」

向日葵「よくありませんわ。ほら、わからない所ぐらい教えてあげるから言ってごらんなさい」

櫻子「全部!」

向日葵「………はぁ。櫻子はバカですわね」

櫻子「なんだとー!?」

向日葵「まったく…とりあえずできるところだけやってしまいなさいよ。私が読書感想文終わったら教えてあげるから」

櫻子「…わかった、やってみるー」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:31:21.42

うぅ…ダメだわからないところだらけだ。lilyって日本語にするとなんだっけ…
ちらっと向日葵を見てみると、原稿用紙に読書感想文を書いてた。
あ、読書感想文と言えば昨日の催眠術の本。
あれ昨日読んでみて、試してみたかったんだよね…よし、向日葵で試してみよう!

向日葵「よし、できましたわ」

しめしめ、ちょうど向日葵の宿題も終わったみたいだし…

櫻子「ねーねー向日葵ー、ちょっと一休みしない?」

向日葵「そうですわね…ってあなた全然進んでないじゃない」

櫻子「それはほら!休憩が足りないんだよ!私って燃費悪いこだから!」

向日葵「燃費以外にも色々悪いですけどね。まあいいですわ」

ぐぐ…言いたい放題言ってくれちゃって…催眠術で仕返ししてやるんだから!


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:33:44.26

櫻子「実はね、私催眠術使えるようになったんだ!」

向日葵「…は?催眠術?」

櫻子「そう、催眠術!だから向日葵催眠術にかかって!」

向日葵「嫌ですわ」

櫻子「なんで!?」

向日葵「嫌に決まってるでしょ!そんな得体のしれないもの!」

櫻子「ぐぐぐ…」

向日葵「だいたい櫻子なんかに催眠術なんてできるわけがありませんわ」

向日葵「まったく、そんなことに頭を使うなら英単語の1つでも覚えなさいよ」

櫻子「むっ…できるもん!そんなに言うならかかるかどうか試してみてよ!」

向日葵「えぇいいですわよ!かからなかったらもう宿題教えてあげませんからね!」

櫻子「えっ………だ、大丈夫だもん!かかるもん!」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:36:08.97

櫻子「あなたはだんだん眠くなーる…眠くなーる…」

ぶらーんぶらーん

櫻子「5円玉を見つめていると眠くなーる、眠くなーる…」

ぶらーんぶらーん

本に書いてあったとおり、紐を通した5円玉を向日葵の前で横にふる。
確か、まずはこれを1分ぐらい続ける、って書いてあった。

櫻子「だんだんまぶたが重くなる…目を開けていられなくなる…」

ぶらーんぶらーん

櫻子「まぶたが重い…重い…目を閉じて…どんどん眠くなる…」

私がそう言うと、5円玉を見つめる向日葵の目が閉じていく。
わ、本当に効いてる…

櫻子「眠くなる…意識が薄くなる…どんどん消えていく…」

向日葵の目は完全に閉じて、すーすーと寝息を立て初めていた。
おぉ…催眠術って本当に効くんだ。
よし、次はっと…


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:41:00.87

始めてから5分ぐらいたった。
もう向日葵は完全に催眠術にかかったみたい。よし、いよいよ命令だ…!

櫻子「…って、何を命令しよう…?」

肝心なところを全然考えてなかったし!どうしようかな…

櫻子「とりあえず…」

宿題を見せてもらって、さっさと終わらせる。
これがいいよね。

櫻子「宿題を見…せ…」

…本当にいいのかな?
向日葵はズルはいけないって言った。
わからないところは教えてくれるって言った。
それに私もやってみる、って言った。約束した…

櫻子「いまのやっぱなし!えっとえっと…」

櫻子「よし、1つめの命令!おっぱいのサイズとカップを教えなさい!」

向日葵「………85のDですわ」

櫻子「このおっぱい魔人め…!」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:44:09.26

危うく乳ビンタしそうになったけど、催眠術が覚めちゃったらもったいない。
後でたっぷりしてやるから…!

櫻子「うーん…次は何にしようかなぁ」

正直、かけた後のこと考えてなかったなぁ。
せっかくだから普段聞けないこととか…

櫻子「…ひ、向日葵は私のことどう思ってるの?」

って、何言ってるのわたしー!?

向日葵「さ、櫻子はバカで、お調子者で、口が悪くて…」

櫻子「なん…」

向日葵「でも…可愛くて、本当は優しくて…大好きですわ…」

櫻子「なっ…なっ…」

か、かかか可愛いって!?優しいって!?ていうか大好きってなにー!?
そ、そそんなこと一度も言われたことないんだけど!
ばーかばーか向日葵のばかー!


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:45:28.57

櫻子「うぅ…」

やばい。見なくても顔が真っ赤になってるのがわかる…
向日葵も真っ赤になってるし。催眠術にかかってても恥ずかしいのかな?

櫻子「つ、つぎは…どうしようかな…」

もう質問はやめにしよう!またさっきみたいなことになったら恥ずかしすぎて死ぬ!
質問以外だと…何かしてもらおうかな。
何がいいかな…何か…何か…

櫻子「………」

向日葵「………」

向日葵をじっと見つめる。向日葵はまだ目をつむってる。
人に可愛いとか言っときながら何だ。
向日葵のほうが可愛いじゃないか。胸だって大きいし。
いつも宿題手伝ってくれたり、色々してくれたり、向日葵のほうが優しいじゃないか。

櫻子「それに…私のほうが…大好きだもん」

向日葵「………」

櫻子「…向日葵、最後の命令。………キス、して」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:46:30.07

………

……











18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 19:49:30.45

櫻子「私が手を叩くと目が覚めます。3.2.1…」パンッ!

向日葵「…う…ん」

櫻子「おはよー向日葵!」

向日葵「あら、櫻子…?私、寝てましたの?」

櫻子「そうだよ、宿題しながら寝てた。疲れてたんじゃない?」

向日葵「…そう。じゃああれは夢かしら」

櫻子「夢?…どんな夢?」

向日葵「…ないしょ、ですわ」

櫻子「えー、けちんぼー、おっぱい魔人ー」

向日葵「誰がおっぱい魔人ですの…さあ、宿題の続き、しますわよ」

櫻子「…はーい」

向日葵「………ばかですわね、私もあなたも」

櫻子「?何か言った?」

向日葵「いいえ、何も。さ、始めますわよ!」



End



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:00:36.35

向日葵サイド
--------

櫻子「あなたはだんだん眠くなーる…眠くなーる…」

ぶらーんぶらーん

櫻子「5円玉を見つめていると眠くなーる、眠くなーる…」

ぶらーんぶらーん

櫻子がそんなことを言いながら紐を通した5円玉をぶらぶらさせてる。
櫻子は真剣みたいですけど、全然眠くなりませんわ…

櫻子「だんだんまぶたが重くなる…目を開けていられなくなる…」

ぶらーんぶらーん

櫻子「まぶたが重い…重い…目を閉じて…どんどん眠くなる…」

このまま効かないって言ってもいいですけど…せっかくだからかかったフリでもしてみよう。
どうせ櫻子のことだから宿題見せて、とか言うに決まってますし。
言ってからズルはダメだって叱ってやることにしましょう。

櫻子「眠くなる…意識が薄くなる…どんどん消えていく…」

私は目をゆっくり閉じて、催眠術にかかったフリをする。
櫻子は単純だからきっとすぐ騙されるでしょ。


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:03:52.56

始めてから5分ぐらいたった。
私は櫻子の催眠術にかかったふりをして、目を閉じている。

櫻子「…って、何を命令しよう…?」

…って!何するかも考えずに始めたんですの!?

櫻子「とりあえず…」

宿題を見せてって言ってくるんでしょう。櫻子の考える事ぐらいお見通しなんですからね!

櫻子「宿題を見…せ…」

ほらきましたわ。

櫻子「いまのやっぱなし!えっとえっと…」

…あれ?どうしたのかしら。
…もしかして、ちゃんと自分でやる気になったのかしら?
櫻子にしては珍しいですわね。後で褒めてあげようかしら…

櫻子「よし、1つめの命令!おっぱいのサイズとカップを教えなさい!」

向日葵「………85のDですわ」

櫻子「このおっぱい魔人め…!」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:09:03.76

ついつい答えちゃったけど…なんでそんなこと聞かれないといけないの!
うぅ…恥ずかしいですわ。こうなったらフリを続けて、櫻子にも恥ずかしい思いをさせてあげますわ!

櫻子「うーん…次は何にしようかなぁ」

さぁ、かかってきなさい!櫻子をギャフンと言わせてあげますわ!

櫻子「…ひ、向日葵は私のことどう思ってるの?」

…え?こ、この質問ってどういう意味…?な、なんて答えたらいいのかしら、えっと…

向日葵「さ、櫻子はバカで、お調子者で、口が悪くて…」

櫻子「なん…」

向日葵「でも…」

そう、それだけじゃなくて…

向日葵「可愛くて、本当は優しくて…」

私は、櫻子のことが…

向日葵「大好きですわ…」

櫻子「なっ…なっ…」

………って!?私は何を言ってますのー!?
ち、違いますの!これは櫻子に恥ずかしい思いさせるためで…
っていうか私も恥ずかしい思いしてどうしますのー!?櫻子のばかー!


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:17:19.36

櫻子「うぅ…」

これはまずいですわ。見なくても顔が真っ赤になってるのがわかりますわ…
普通催眠術にかかってる人って赤くなったりしないだろうからバレそうなものですけど…
櫻子は気づいてないみたいですわね…本当に助かりましたわ…

櫻子「つ、つぎは…どうしようかな…」

も、もうそろそろ終わってくれないかしら…むしろ私からかかってないことをばらして…
だ、ダメですわ!さっきの言葉は催眠術にかかってたからということにしないと!

櫻子「………」

向日葵「………」

櫻子は黙ったまま。
眼を閉じているから見えないけど…きっとすぐそこには櫻子の顔があるんだと思う。
可愛い…は本当。顔も、行動も可愛いと思っている。
優しい…のも本当。ダイエットしてた時も私を気遣ってくれた。
大好き…も………本当。

櫻子「それに…私のほうが…大好きだもん」

向日葵「………」

櫻子「…向日葵、最後の命令。………キス、して」

櫻子の手が顔に添えられた。目を開かなくてもわかる。櫻子の可愛い顔が近づいていきて…


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:18:46.17

………

……











35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:20:58.96

向日葵「誰がおっぱい魔人ですの…さあ、宿題の続き、しますわよ」

櫻子「…はーい」

私と向日葵は似たもの同士。こんな形でしかお互いの本音を伝えられないけど…
今はそれでもいいですわ。

向日葵「………ばかですわね、私もあなたも」

櫻子「?何か言った?」

向日葵「いいえ、何も。さ、始めますわよ!」

いつか、目を見て言ってくれるのを待ってますわよ。



End



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:37:03.87 ID:DdNytW+H0

じゃあ次は千歳が催眠術で京子と綾乃をゆりんゆりんにしちゃう話書いてみよー



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 20:57:00.89

千歳「千鶴ー、なに読んどるんー?」

千鶴「あ、姉さん……これ」スッ

千歳「んー、催眠術ー?」

千歳「これを…杉浦さんに使って…」

千歳「綾乃ちゃんに?」

千歳(綾乃ちゃんに使って、歳納さんと…)

千鶴(杉浦さんに使って、姉さんと…)

千歳「え、ええなー」ダラー

千鶴「…いい」ダバー

千歳「ほな、ちょっとこれ借りるなー」

千鶴「うん…頑張って、姉さん」

千歳「ありがとうな、千鶴!ウチ頑張る!」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:07:56.03

-次の日・生徒会室-

千歳「綾乃ちゃん、ちょっとええー?」

綾乃「ん?どうしたの千歳?」

千歳「いや実はな、ウチ催眠術にハマってもうてんー」

綾乃「さ、催眠術?」

千歳「そう、催眠術や!しっかり練習もしたし、完璧やで!」

綾乃「そ、そうなの…で、その催眠術がどうしたの?」

千歳「うん、実はな、綾乃ちゃんに催眠術かけてみたいんよ」

綾乃「なるほど…って何で私が催眠術かけられないといけないのよ!?」

千歳「ふふふ…よくぞ聞いてくれました!実はな、これは綾乃ちゃんのためやねん!」

綾乃「わ、私の・・・?」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:16:14.25

千歳「そう!これは綾乃ちゃんのツンデレを治す作戦やねん!」

綾乃「だ、誰がツンデレよ!?」

千歳「綾乃ちゃんに決まってるやん~。歳納さん相手のツンデレっぷりは見事なもんやでー」

綾乃「と、ととと歳納京子にデレてなんかないわよっ!」

千歳「そう、そこが問題やねん!」

綾乃「え?」

千歳「綾乃ちゃんは普段歳納さんに対してツンデレや。でも今の綾乃ちゃんにはデレが足りへんねん!」

綾乃「え?え?」

千歳「今の綾乃ちゃんはツンとデレがせいぜい8:2ぐらいや・・・それじゃたりへんのよ!ツンデレはデレを出してこその強みや!」

綾乃「え、えっと…千歳さん…?」

千歳「ウチは普段の恥ずかしがってる綾乃ちゃんも好きや。けどそれじゃダメなんよ!もっとデレていかな!」

綾乃「デ、デレてって…」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:20:38.30

千歳「そんなんじゃあ船見さんや吉川さんに歳納さんを取られてしまうで!それでもいいん!?」

綾乃「取ら…れて…」

千歳「そんなん嫌やろ?ウチは歳納さんとラブラブになった綾乃ちゃんを見たいんよ…」

綾乃「ラ、ラブラブ!?だ、誰が歳納京子なんかと!」

千歳「それ!それがあかんのや!」

綾乃「うっ・・・」

千歳「でも綾乃ちゃんのツンデレはそう簡単には治らへん。そこで催眠術や!これを使って、綾乃ちゃんがもっと自分の心に素直になれるようにするんや!」

綾乃「自分の心に、素直に…!」

千歳「そうや。綾乃ちゃん。素直になれる手伝い、ウチにさせてくれへんか?」

綾乃「千歳…ありがとう。私、素直になりたい!お願い!」

千歳「よっしゃ、ウチに任せとき!」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:27:35.81

千歳「あなたは歳納京子さんの前だと、自分の心に素直になれます。はい、繰り返して」

綾乃「私は、歳納京子の前だと自分の心に素直になれる…」

千歳「あなたは歳納京子さんの前だと、自分の心に素直になれます」

綾乃「私は、歳納京子の前だと自分の心に素直になれる…」

千歳「あなたは歳納京子さんの前だと、自分の心に素直になれます」

綾乃「私は、歳納京子の前だと自分の心に素直になれる…」

千歳「よっしゃ。これでOKや。綾乃ちゃんは目を覚ますけど、今言ったことは忘れへん。3.2.1…」パンッ!

綾乃「………」

千歳「どうやー?綾乃ちゃん」

綾乃「うーん…どうかしら、あんまり何も変わってない気がするけど」

千歳「まあ歳納さん限定で催眠術かけたから、他の人には変わらんかもなぁ」

綾乃「…ってことは、効いたかどうか確認できなくない?」

千歳「ふふふ、心配ご無用やで綾乃ちゃん!実はすでに歳納さんをメールで呼んであります!」

綾乃「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:33:21.30

綾乃「ちょ、ちょっと!?聞いてないわよ千歳!」

千歳「あはは、そら言ってへんからなぁ~」

綾乃「ど、どうしたいいのよ私!?っていうかいつくるの!?」

千歳「4時って言ってたから、もうすぐちゃうかな?」

綾乃「ってあと3分じゃない!?あああどうしようどうしよう」

千歳「大丈夫やで綾乃ちゃん。実はな、歳納さんにも催眠術をかけてんねん」

綾乃「え…?」

千歳「歳納さんにかけた催眠術はな、生徒会室に入ってから、出るまでの記憶を忘れるっていうことやねん」

綾乃「なんですって…!?」

千歳「ふふふ、だからなー、生徒会室の中ならどんなこと言っても歳納さんは忘れるから、大丈夫やねんで~」

綾乃「そ、そう…なの…」

千歳「そうやねん。だから催眠術で素直になってる間に練習やと思って本音をぶつけるんや!」

綾乃「千歳…そこまで私のことを…うん、わかった!私頑張る!」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:40:17.42

京子「こんちわー、千歳いるー?」ガララッ

綾乃「と、ととと歳納京子!」

千歳「あ、歳納さんー、ごめんなー呼び出して」

京子「いやーいいよー。今日は結衣もちなつちゃんも用事があるからって早く帰っちゃって暇だったんだー」

千歳「そうなんかー。ささ、座って座って。どうぞお茶でも」

京子「おー、ありがとうー」ズズズ

千歳「…綾乃ちゃん、後は頑張りや。うちは席外すから(ボソボソ」

綾乃「ちょ、いきなり!?もうちょっと心の準備を…(ボソボソ」

千歳「大丈夫や綾乃ちゃん。ウチの催眠術は完璧や。綾乃ちゃんは素直になれるんやで。しかも歳納さんは記憶喪失のおまけ付きや(ボソボソ」

綾乃「私は…素直…歳納京子は記憶喪失に…(ボソボソ」

京子「ん?2人で何喋ってるのー?」

千歳「なんでもないよー。あ、そうそうウチは用事あるからちょっと帰るなー」

京子「え?千歳私に用事あったんじゃないの?」

千歳「いや、ウチじゃなくて綾乃ちゃんがお話があるって呼び出したんよ。綾乃ちゃんの携帯、電池が切れててなー」

京子「なーんだそっかー。じゃ、千歳また明日ねー」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:48:12.05

ど、どどどどうしよう、歳納京子と生徒会室で2人っきりなんて…
…いや、今日の私はいつもの私と違うの。
そう、千歳がかけてくれた催眠術のおかげで今日の私は

京子「綾乃ー、話しってなにー?」

綾乃「ひゃう!?え、えーっと話ね、そう、話…」

話って…何話せばいいのよ千歳!?
千歳が言いそうなことって言えば…えっと…えっと…
(告白せえへんの?)
ってこないだの花火の!?告白しろってことなのこれ!?
…でも。今なら歳納京子も催眠術にかかってるわけだし…もし失敗してもすぐに忘れてくれる。
それはそれで悲しいけど、今と変わらないって言うなら、それでもいいのかもしれない…

京子「おーい綾乃ー?」

綾乃「ひょい!?」

気づいたら歳納京子の顔がすぐ近くにあった。
心臓がドキドキ言って破裂しそう。なのに歳納京子は平気な顔してるし…なんなのよもう!


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:52:42.84

京子「なんか今日の綾乃変だぞ、熱でもあるんじゃないか?」

綾乃「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」

お、おおおおおおおおおおおでこ!歳納京子のおでこが私のおでことごっつんこ!?

京子「うーん、これ初めてやってみたけどよくわかんないや!でも綾乃顔赤いよ?」

綾乃「こ、これはその…違うの。その…恥ずかしくて」

京子「恥ずかしい?なーんだ、綾乃は恥ずかしがり屋だなー」

そりゃあ恥ずかしくもなるわよ!歳納京子の顔があんなに近くにあったら!
その…

綾乃「すごく美人で…良い香りがして…」

京子「へ?あ、綾乃?」

綾乃「と、歳納京子が大好きだから!恥ずかしいに決まってるじゃないの!」

京子「あ、綾乃…」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 21:57:43.95

あああああああ言っちゃった言っちゃった!
大好きって言っちゃった!
どうしようどうしよう、女同士で好きなんて、気持ち悪いって思われるかもしれない!
でも、それでも…

綾乃「好きなの…京子」

京子「綾乃…」

歳納京子と目が合った。
歳納京子は私の目をじっと見て…笑った。

京子「ありがとう、綾乃。私も綾乃のこと…好きだよ」

綾乃「えっ…それ」

それ本当?って聞き返すまもなく。

ちゅっ

私の唇は歳納京子の唇に塞がれた。


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 22:03:35.47

綾乃「んっ…!?」

唇!?歳納京子の唇!?え?え?じゃあこれはあれ?キ、キス?キスなの!?

京子「………ぷはっ。あー、息止めてたから苦しかった」

綾乃「…歳納京子のばか」

ファ、ファーストキス…歳納京子としちゃったんだ私…

京子「綾乃ー、その歳納京子ってやめにしない?さっきみたいに、京子って呼んでほしいな」

綾乃「え!?…きょ、きょきょきょ京…子…」

京子「綾乃」

綾乃「好き、京子…」

京子「私も、好きだよ綾乃…」

今度は私からキスをした。






77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 22:07:40.02

綾乃「あ…」

京子「ん?」

それから5分ぐらい、お互いキスをしあってから一息ついて思い出した。
そういえば今京子は千歳に催眠術をかけられてるんだ…
この生徒会室を出たら、今あったことは全部…忘れて…

京子「ちょ、ちょっと綾乃!?どうして泣いてるの!?」

綾乃「え、あ・・・」

気づかないうちに涙が出てた。
ファーストキスの思い出がなくなるなんて思ったらつい…
…どうせ京子はすぐ忘れちゃうんだし、本当のこと言ってしまおう。

綾乃「あのね…実は今京子は千歳に催眠術をかけられてるの。この部屋を出たら、今あったことは全部忘れちゃうの…」

京子「え…」

綾乃「嫌なの…私、ファーストキスの思い出忘れて欲しくないの…」

京子「綾乃…」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 22:11:30.83

京子「えーっと…ごめん!」

綾乃「…え?」

京子「いや、実はさ…千歳に聞いてるんだ。催眠術のこと」

綾乃「へ?へ?」

千歳に?催眠術を聞いてる?効いてるってこと?へ?へ?

京子「えっと…私は催眠術にかかったフリをして、綾乃が何か恥ずかしい告白するのを聞くっていう打ち合わせだったんだけど…」

綾乃「な、ななななな…」

京子「それと…もしそれがバレたら、綾乃にかけた催眠術は実は千歳オリジナルで、特に効果はないよって伝えてって言われたんだけど」

綾乃「ち、と、せーーーーーーーーー!!!」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 22:16:56.74

京子「まあまあ、千歳のおかげで私たちは恋人になれたんだからいいじゃん」

綾乃「こ、恋人…そうね。千歳は特別に許してあげるわ」

京子「よーし、じゃあさっきの続きを…」チュッ

綾乃「ちょ、京子…あんまりしてると人が来るかも…」チュッ

京子「大丈夫だよー、誰もこないって」チュッチュッモミッ

綾乃「ひゃんっ!?ど、どこ触ってるのよ!?」

京子「良いではないか良いではないかー」モミモミ

綾乃「あっ…こらっ…」

京子の指が下へ下へと降りてくる。
こ、このままだと大変なことになる気がする…けど…京子になら………


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/26(月) 22:24:30.03

あかり「ひぃーーーっ!?生徒会室の前に血の池が!?」

びくっ!

い、今のは赤座さん?廊下から聞こえてきたけど…

あかり「い、池田先輩が中に!?ひぃっ!制服が真っ赤に染まってるよぅ!」

どうも生徒会室の前に赤座さんがいるみたい。で、そこには血の池?と千歳がいる、と…

あかり「い、池田先輩!しっかりしてください!ひぃ!顔が真っ青だよぉ!誰か!誰かーっ!」

京子「あ、あはは…覗かれてたみたいだね」

綾乃「そ、そうみたいね…」

恥ずかしくて死にそうだけど…しょうがない、全部ひっくるめて許してあげるわ千歳。

綾乃「…京子、好きよ」

京子「私も好きだよ。綾乃」

こんなにステキな恋人ができたんだから。




あかり「誰か助けてくださーいっ!」



End


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