あかり「しのぶれど」

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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:42:08.56 ID:qYsqDT2q0

『泣かないで、あかり』

『もう二度と会えなくなるってわけじゃないんだからさ』

『で、でもぉ…』

『しょうがないなぁ、あかりは』

『中学に上がっても、ちゃんと待ってるから』

『……うん』


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:45:11.85 ID:qYsqDT2q0

「ねぇ…あかりちゃん聞いてる?」

「え…?」

…そうだ。
あかりは今、ちなつちゃんからの相談を聞いていて…。

「どうしたの?最近ぼーっとしてること、多いよ?」

「そ、そうかな…?」

…二年前のこと、思い出しちゃった。


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:48:16.31 ID:qYsqDT2q0

「そうだよ」

「ごめんね…」

相談してもらってるのに聞いてなかったなんて…。
あかり、酷い子だ。

「あかりちゃん、もしかして…」

「……」

もしかして、バレた…?


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:51:36.12 ID:qYsqDT2q0

「…あかりちゃん?」

「な、なんでもないよぉ」

「……はぁ」

なんだかわざとらしい溜め息。

「あかりちゃん、隠すの下手なんだから…」

「……」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:54:10.17 ID:qYsqDT2q0

やっぱりバレバレ。
あかりは感情がすぐ表情に出ちゃうみたい。
自分ではそんなことないと思ってるんだけど…。

「やっぱり、二人だけじゃ寂しいよね」

「う、うん…」

あ、あれ…?

「でもさ、同じ高校に合格すればまた一緒に通えるんだから!」

「そう、だね…」

「そうだよ」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 21:57:37.08 ID:qYsqDT2q0

どうやら全部お見通し、というわけでもなさそう。
少し、ほっとした。
この気持ちだけは、隠し通さなきゃ。

「もう…私が相談してたのに、いつの間にか私があかりちゃん励ましてるし…」

「ご、ごめんね」

「…いいよ、たまには」
「いつも聞いてもらってるもんね」

違うんだよちなつちゃん…。


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:00:10.26 ID:qYsqDT2q0

「……」

だから、何も言えなかった。

ずっとずっと隠してきたこの気持ち。
あかりの、大好きな人。

その人と、また…離れ離れになってしまう。
ちなつちゃんには絶対言えないよね。

結衣ちゃんのこと、好きだなんて。


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:03:07.78 ID:qYsqDT2q0



「と、いうわけで…」
「春になったら、ここにもあんまり来られなくなっちゃいます!」

「ごめんね、二人とも」
「ここで勉強しても良いんだけど、二人が居心地悪いかなって思って」
「それに、京子が真面目に勉強しない可能性があるから」

「え~、ひどいよ結衣にゃ~ん」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:06:09.99 ID:qYsqDT2q0

春から結衣ちゃんと京子ちゃんは三年生。
高校受験がある。
二人とも塾に通い始めるそうだ。

「そ、そっかぁ…」
「寂しいけど仕方ないよね…」
「受験勉強、頑張ってね!」

「結衣先輩…私、応援してますからっ」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:09:09.39 ID:qYsqDT2q0

「あ、ありがとう」
「夏まではなるべく顔出すようにするよ」

「私もコムケあるし、勉強はまだ先だよ!」

「お前は勉強しろ」

たった一年生まれるのが遅かっただけ。
それだけなのに。


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:12:12.58 ID:qYsqDT2q0



「あ、あかり」

放課後のごらく部部室。
中に入ると雑誌を読む結衣ちゃん。

「結衣ちゃん…」

…一人だけ?

「…きょ、京子ちゃんは?」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:15:35.38 ID:qYsqDT2q0

どきどきする胸を押さえる。
結衣ちゃんに聞こえてしまわないように。

「京子はコムケの原稿仕上げるからって先に帰ったよ」

雑誌をめくりながら答える結衣ちゃん。
少し物憂げな表情。
どきどきが、止まらない。

「ちなつちゃんは?」

「…今日は、用事があるみたい…」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:18:11.98 ID:qYsqDT2q0

カバンを置いて、座る。
結衣ちゃんの隣に座る勇気はなくて。
かと言って正面にも座れない。

「そうなんだ」

「う、うん…」

結衣ちゃんのほう、見られない…。

「じゃあ今日はあかりと二人きりだね」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:21:34.83 ID:qYsqDT2q0

「……」

二人、きり…。

「…あかりと二人きりって、久しぶりだな」

「そ、そうかな…」

「うん」

結衣ちゃんの言葉に、余計どきどきが止まらなくなる。


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:24:46.54 ID:qYsqDT2q0

「……」

「……」

言葉が、出てこない。

「どうしたの?あかり」

「え!?」

気が付くと結衣ちゃんが隣まで来ていた。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:28:12.32 ID:qYsqDT2q0

「顔、赤いよ?」

結衣ちゃんの顔が、近付いてくる。

「あわわ…だ、だめだよぉ結衣ちゃんっ」

「いや、こうしないと熱測れないじゃん…」

「あっ…」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:30:25.74 ID:qYsqDT2q0

結衣ちゃんの両手にほっぺたを押さえられて。
おでことおでこが、くっつく。
結衣ちゃんのひんやりした手が気持ち良い。

「んー、熱はない…かな」

「……」

顔真っ赤だし、熱いよ…?
結衣ちゃんのせいなんだよ…?


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:33:17.22 ID:qYsqDT2q0

「でもやっぱり顔赤いし、今日は解散する?」

「だ、大丈夫だからっ!」

「あかり…?」

「あ…」
「ご、ごめんね大声出しちゃって…」
「でも、あかり…」

結衣ちゃんと一緒に居たい。
これからは、会える時間も減ってしまうのだから。


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:36:13.45 ID:qYsqDT2q0

「分かった、じゃあ下校時間までここに居ようか」

「…うん」

結衣ちゃんは、優しいから好き。
京子ちゃんとちなつちゃんも優しいけど。
結衣ちゃんの優しさは、ほっとする優しさだ。


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:39:31.27 ID:qYsqDT2q0

「なんか、あかりと居ると落ち着くんだよね」

「え?」

雑誌を読んでいた結衣ちゃんがぽつりと呟く。

「京子はあんなだし、ちなつちゃんといるときは気が抜けないっていうか…」
「先輩らしくしないと…って思うから」

「……」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:42:17.46 ID:qYsqDT2q0

「だから、あかりと居ると安心する」

「……」
「…えへへ、嬉しいなぁ」

結衣ちゃんも、あかりと同じふうに思ってくれてたんだ。

「京子もちなつちゃんも、多分そう思ってるよ」

「……」

そうなの、かな…?


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:45:37.67 ID:qYsqDT2q0

「だから、影が薄いからって悩まなくても良いんだよあかり」

「ええ!?」

「…あれ、そのことで悩んでるんじゃないの?」

「ち、ちが…」

言いかけて。
じゃあ何で悩んでるの?なんて言われたら、返答に困ってしまう。

「…わないかも…」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:48:37.78 ID:qYsqDT2q0

「ふふ…」
「あかりはそのままでいいよ」

「…うん」

結衣ちゃんにも悩んでるのバレちゃった。
だめだなぁあかり。
こんなんじゃ隠し通すなんて…。

「そうだ」
「あかり、今日泊まりに来ない?」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:51:22.81 ID:qYsqDT2q0

「…え?」

…少し、落ち着いてきたのに。

「でも、いいの…?」

「一日くらいなら…。まだ本格的に受験勉強始めたわけでもないし」

「……」

また、どきどきしてきた。


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:54:55.58 ID:qYsqDT2q0

「どうする?」

「い、行きたいっ」

「夕飯はオムライスでいい?」

「うんっ!あかり、結衣ちゃんのオムライス大好きだもん!」

「ふふ、オムライスくらいならいつでも…」

…え?
いつでも、食べに行って良いの…?


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 22:57:49.12 ID:qYsqDT2q0

「……」
「…しばらく、そういうわけにもいかないんだよな」

「…うん」

…そうだよね。
ちょっとだけ期待、しちゃったよ。

「受験終わったらさ、また皆でお泊り会しよう?」

「…うんっ」

二人きりがいいなんて我侭は言わない。
結衣ちゃんを困らせたくないから。
だから、この気持ちはずっとこのまま…胸の中に。


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:00:41.50 ID:qYsqDT2q0

「電気消すよ?」

「うん」

結衣ちゃんのオムライスを食べて。
結衣ちゃんの少し大きいパジャマを借りて。
結衣ちゃんがゲームしてるところを、隣で見て。

そんな幸せな時間も終わってしまった。


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:03:23.20 ID:qYsqDT2q0

「おやすみ、あかり」

「おやすみ、結衣ちゃん」

「……」

「……」

なんだか寝付けない。
こうやって結衣ちゃんと一緒に寝るのも、もしかしたら…。

「あかりっ!」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:06:30.93 ID:qYsqDT2q0

「え…」

「どうしたんだ?大丈夫か?」

あれ?あかり、泣いてる…?

「…な、なんでもないよぉ」

「なんでもないのに泣くわけないだろっ」

「ご、ごめんなさ…ぐすっ」

「あかり…」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:09:12.54 ID:qYsqDT2q0

あかりね、知ってるよ。
いつも見てたから。
だから、結衣ちゃんが誰のことを見てるか…。
気付いちゃったんだ。

別に好きになってくれなくてもいい。
ただ、結衣ちゃんの傍に居られれば…。

でも…。


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:12:17.69 ID:qYsqDT2q0

「落ち着いた?」

「ごめんね…」

「ふふ、どうして謝るんだよ」
「変なことでも考えてたのか?」

「変…なのかな、あかり」

「…変じゃ、ないよ」
「…また、置いていかれると思った?」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:15:12.01 ID:qYsqDT2q0

二年前。
結衣ちゃんと京子ちゃんが中学に上がる時も、こんなふうに泣いて二人を困らせちゃったっけ。

「…あかりが、あと一年早く生まれてたら…」

結衣ちゃんの傍にずっと居られるのに…。

「でも、そしたらちなつちゃんが一人ぼっちだもんね…」

一人だけ取り残される。
あんな寂しい思い、してほしくない。


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:18:07.72 ID:qYsqDT2q0

「…置いていったりなんかしないよ」
「少し先を見てくるだけ」
「あかりとちなつちゃんが、安心してついてこられるように」

「そっかぁ」
「結衣ちゃん、隊長だもんね」

そうじゃないんだよ…。


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:21:31.84 ID:qYsqDT2q0

「…ああ」
「私達が受験する高校も、真面目に勉強してれば合格は難しくないはずだから」

「うん」

いつも傍に居たいんだよ…。

「土日も、暇な時はなるべく連絡するから」

「…うん」

でも、無理なんだよね…。


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:24:08.61 ID:qYsqDT2q0

「…眠れそう?」

「もう日付も変わっちゃったし、凄く眠いよぉ」

「そっか」

「うん」
「…結衣ちゃん」

「ん?」

「…なんでもない」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:27:24.35 ID:qYsqDT2q0

あかりは、お礼を言いたかったのかな?謝りたかったのかな?

自分の気持ちが抑えられなくて。

ちなつちゃんにいい顔してる裏で、置いていかれたくないなんて思ったりもして。

あかりはこんなに嫌な子なんだって思って。

声を殺して、泣いた。

結衣ちゃんに、気付かれませんように…。


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:30:21.41 ID:qYsqDT2q0



「はぁ、もう枯れちゃいそう」

あかりもだよ、ちなつちゃん。
もう半年…ろくにお話もしてないもんね。

「…大丈夫?」

「大丈夫じゃないかも…」

「ええ!?どどど、どうしよう…」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:33:11.54 ID:qYsqDT2q0

「…あかりちゃんが聞いてくれてるから、我慢する」

「そ、そっか…」

あかりも、我慢しなきゃ…。

「でもたまには…」
「四人で会いたいね」

「うん…」

会いたいな。
会えない時間が長くなるだけ、想いも強くなっていってるみたい。


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:36:09.26 ID:qYsqDT2q0



「寒いね~」

「そうだね~」

「先輩達、合格できると良いね」

「…うん」

今頃結衣ちゃんと京子ちゃんは試験が終わってほっとしてる頃かな?
それとも、次の試験に備えて勉強中かな?
そんな時間も結衣ちゃんと共有したかったな…。


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:39:15.35 ID:qYsqDT2q0

「そういえばさ、春になったらどうするの?」

「え?」

「先輩達がいなくなったら、ごらく部は私達二人になっちゃうでしょ?」
「部員募集するの?」

新入生がいたら、寂しい気持ちも少しは和らぐかな…?
でも…。


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:42:28.09 ID:qYsqDT2q0

「……」
「しなくていいんじゃないかな…」
「ごらく部は京子ちゃんが楽しいことをするために作った部活だもん」
「京子ちゃんがいなくなったら…ね」

「そっか…」

ちなつちゃんが、この部室に入ってきたときのことを思い出す。
同い年のお友達が出来て、凄く嬉しかった。


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:45:44.09 ID:qYsqDT2q0

「ちなつちゃんこそ、茶道部はいいの?」

「うーん…」
「でも、来年は受験だし…」

「あ、そうだよね…」
「じゃあやっぱり部員募集はできないね…」

「……」

「……」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:48:24.10 ID:qYsqDT2q0

「あかりちゃん」

「…なぁに?」

「一緒に頑張ろうね」

「…うん」

ちなつちゃんはやっぱり良い子だ。
だから、頑張らなくちゃ。


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:51:20.89 ID:qYsqDT2q0



卒業式。
結衣ちゃんと京子ちゃんと、少しの間お別れ。
二人とも志望校に合格したから、次はあかりとちなつちゃんの番だ。

「結衣先輩!第二ボタンください!」

「…ボタン一つしかないんだけど…」
「…それでもいいなら、はい」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:54:54.92 ID:qYsqDT2q0

「……あ、ありがとうございますっ!」
「……大切にしますっ」

「…うん」

こういうとき、ちなつちゃんの積極性が凄く羨ましい。
あかりが第二ボタンほしいって言ったら、結衣ちゃんはくれたのかな?

「結~衣~、私には~?」

「お前はいらんだろ」

「ケチ~」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/19(木) 23:57:06.64 ID:qYsqDT2q0

「……」

二人が仲良くしてるのを見ると、胸がちくちくする。
あかりも、幼馴染なのにね。

「ほら、あかり」

「え?」

「皆で写真撮ろう?」

「…うん」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/20(金) 00:00:21.39 ID:B5AvQiFW0

「早くしろあかり~」

「結衣先輩!腕組んでもらってもいいですか!」

「え…い、いいけど」

「ずるいぞ!私も!」

「ちょっと京子先輩っ」

「おい京子っ」

受験勉強を一生懸命やれば、一年なんてきっとあっという間。
だけど…。


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/20(金) 00:04:04.26 ID:B5AvQiFW0

「結衣ちゃん!京子ちゃん!」

「うん?」

「…どしたあかり?」

「あかりもちなつちゃんも、絶対同じ高校行くからっ!」

「あかり…」

「あかりちゃん…」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/20(金) 00:06:07.17 ID:B5AvQiFW0

思わず叫んじゃった…。
でも、ちゃんと待っててほしいから。

「そうですよ!待っててくださいね、結衣先輩!」

「…うん」

「ごらく部作って待ってるからね、ちなちゅ~」

「ちなちゅ言うなっ」

「あかり」
「ちゃんと待ってるから」


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/20(金) 00:10:57.91 ID:Jb+rnVdA0

「……」
「うんっ」

本当は、全然納得してないけど。
でも…。

きっとまた、追いついてみせるよ。
あなたの隣に居たいから。




おしまい!


あかり「瀬をはやみ」に続きます。

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