2012年06月11日
京子「結衣がちっちゃくなった!」

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:03:48.50 ID:fJQOx+xCi
京子「じゃじゃーん!」
京子「これなーんだ!」
あかり「ミラクるんのステッキかなぁ?」
京子「正解!」
結衣「またろくでもない物を持ってきて……」
京子「ふっふっふ……これはそんじょそこらのステッキとは違うのですよ!」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:10:28.56 ID:fJQOx+xCi
あかり「普通のステッキに見えるけど……」
あかり「えぃっ……何も起こらないよぉ」
京子「ちゃんと呪文があるんだよ」
京子「これです!」
結衣「これです……っておもちゃの説明書じゃないか」
京子「とりあえず電池入れてみよう」
あかり「買い置きがあるから持ってくるね!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:20:01.12 ID:fJQOx+xCi
結衣「電源どこだ?」
京子「貸して貸して!」
京子「電源入れて……ミラクるゆるくる1・2・3!」
結衣「うわっ私に向けて振るな!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:22:05.92 ID:fJQOx+xCi
結衣「……光ってるだけだな」
あかり「……何も起こらないよ?」
京子「おかしいなぁ……もう1回!」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!」
あかり「ねぇ、これって何が起こる魔法なの?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:30:48.44 ID:fJQOx+xCi
京子「書いてないからわかんない!」
結衣「そもそもどこで買ってきたんだそれ?」
京子「駅前のゲーセンで取った……何だーただのおもちゃだったか」
結衣「当然だろ、ちゃんと持って帰れよ、ゴミが増えるだけだから」
京子「へいへい……」
あかり「あかりも振ってみたい!」
あかり「ミラクるゆるくる1・2・3!」
結衣「なんでお前ら私に向けて振るんだ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:43:13.60 ID:fJQOx+xCi
あかり「他の呪文でもいいのかな?」
あかり「マハリクマハリタヤンバラヤン!」
京子「あれ?光らないね」
結衣「どっかにマイクでも付いてるのか?」
京子「呪文はこれです!としか書いてないな」
京子「これは不思議なステッキだな!」
京子「……これは素敵なステッキだな!」
結衣「言い直さなくて良い」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 13:53:48.17 ID:fJQOx+xCi
京子「よーし他にも試すぞ!」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!」
結衣「結局また私で試すのか……」
京子「テクマクパララン!」
京子「テクマクマヤコンテクマクマヤコン美人になれ!」
結衣「おい!」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!」
京子「やっぱりこれじゃないと光らないなぁ」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:00:07.11 ID:fJQOx+xCi
あかり「あれ?ねぇ……京子ちゃん……」
あかり「結衣ちゃんってこんなに小さかったっけ……?」
結衣「……え?」
結衣「あ、あれ?京子と目線が……」
京子「結衣が……結衣がちっちゃくなっちゃった!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:05:25.38 ID:fJQOx+xCi
結衣「も、戻せ!元に戻してくれよ!」
京子「ちょっと待ってもう1回!」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!」
京子「またちょっとだけ小さくなった!」
結衣「やめろって!」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる
1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆる
くる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクる
ゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる……!」
結衣「う、うわぁぁぁああ!」
あかり「京子ちゃん!ストップストップ!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:14:06.42 ID:fJQOx+xCi
京子「あ、ごめん結衣、やりすぎちゃった……」
結衣「うぅぅ…あかりより頭1個分くらい小さくなったぞ……」
あかり「結衣ちゃん……可愛い……」
京子「なんか小さくなったって言うか、若返った?」
あかり「小学生の頃の結衣ちゃんそのもの……」
結衣「制服がぶかぶかだぞ……おい早く元に戻してくれって!」
京子「あれっ……どうやって戻すんだろう……」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:18:39.00 ID:fJQOx+xCi
結衣「え?おい、説明書は?」
あかり「説明書には何も書いてないよぉ、どうしよう京子ちゃん!」
京子「いやー……笑えばいいと思うよ、あはははは!」
結衣「笑ってる場合か!とりあえず誰か……千歳とか綾乃に協力してもらおう」
あかり「生徒会室行って呼んでくるね!すぐ戻るから良い子で待っててね!」
結衣「子供扱いすんな!」
京子「いやー今のほうが可愛くていいんじゃないの?あはははは!」
結衣「京子お前……元に戻ったら覚えてろよ……」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:23:45.68 ID:fJQOx+xCi
あかり「ただいま!西垣先生もいたから連れてきたよ!」
櫻子「魔法のステッキどこ!?私にもやらせて!」
向日葵「櫻子!あなたは生徒会室で待ってなさいって言ったのに……」
西垣「おぉ~これは面白いな……私にもやらせてくれ!」
綾乃「先生も生徒会室で待っててください!」
千歳「あーこれは可愛い船見さんやな……」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:29:58.72 ID:fJQOx+xCi
結衣「どうしたら元に戻れるか……説明書にも書いてないんだ」
綾乃「適当に色々試してみたらいいんじゃない?」
京子「適当にねぇ……汝のあるべき姿に戻れ!」
結衣「私カードじゃねーし」
京子「大いなる力よ聖なる力よ我が命に従いてその力を示せ!」
京子「ルレラパルレラパ元の姿になれ!」
京子「ラミパスラミパスルルルルル!」
千歳「最後伸ばすんやで」
京子「ラミパスラミパスルルルルルー!」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:35:57.72 ID:fJQOx+xCi
あかり「ダメだね……」
結衣「何か……何か方法はないのか……」
京子「結衣……ごめんね……私ちゃんと責任持って結衣を育てるよ……」
結衣「お前もう黙っててくれ!」
結衣「千歳、何かいい案とかないかな?」
千歳「そうやなぁさすがに魔法のことは……」
西垣「ラミパスに目をつけたのはいいと思うぞ」
西垣「あれはスーパーミラーの逆だ」
西垣「適当に何か裏返して言ってみろ」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:38:32.70 ID:fJQOx+xCi
京子「ンコヤマクマクテンコヤマクマクテ!」
結衣「なんで関係ない魔法から始めたんだ」
綾乃「すごく言いにくそうね……」
あかり「3・2・1るくるゆるっk……!」
あかり「はんにゃった……」
京子「もーしょうがないなあかりは」
京子「3・2・1るくるゆるクラミ!」
あかり「あ!」
千歳「おー!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:41:02.92 ID:fJQOx+xCi
京子「結衣が老けた!」
結衣「戻ったって言え!」
あかり「まだ足りなそうだね」
京子「元に戻るまで言うしかないな」
京子「3・2・1るくるゆるクラミ!3・2・1るくっ……」
京子「これは辛い……3・2・1るくるゆるクラミ!3・2・1るくるゆるクラミ!」
結衣「戻ってきた…戻ってきたよ!」
京子「3・2・1るくるゆるクラミ!3・2・1るくるゆるクラミ!3・2・1るくるゆるクラミ!」
あかり「京子ちゃんストップ!ストップだよぉ!」
京子「あ……ごめん……なさい」
結衣「おいまさか……」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:43:10.94 ID:fJQOx+xCi
あかり「だ、大丈夫だよ!結衣ちゃんお母さん似なんだね……!」
京子「いつも結衣がお世話になってます!」
結衣「母さんじゃねーから!船見結衣本人だよ!」
結衣「いい加減元に……戻してくれよ……ぐすん」
京子「あ……ごめんちょっとやりすぎた……」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!」
京子「こんなもんか?まだか……ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!」
京子「これは微調整が難しい……」
京子「ミラクるゆるくる1・2・3!……あかりちょっと交代して……」
あかり「う、うん!ミラクるゆるくる1・2・3!まだまだ?」
あかり「ミラクるゆるくる1・2・3!ミラクるゆるくる1・2・3!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:46:50.35 ID:fJQOx+xCi
結衣「やっと元に戻れた……」
京子「いやー大変だったね」
あかり「もー京子ちゃんがそれ言っちゃダメだよぉ」
結衣「ほんとにもう……ちょっとやり返して罰を……」
京子「きゃー結衣さんやめてー!」
あかり「あれ?ステッキないよ?」
京子「え?あれ?私さっきそのへんに転がしておいたのに」
結衣「ちゃんと片付けろよ、誰かが使っちゃったら大変じゃないか」
京子「まぁまぁ、大丈夫でしょ」
京子「どうせ誰も魔法の呪文知らないしね!」
結衣「自虐か?」
京子「正直ちょっと心が痛い」
あかり「大丈夫だよ、2期があるよ」
結衣「とにかく元に戻れてよかった……」
2nd season end
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:50:14.91 ID:fJQOx+xCi
櫻子「むふふふふ……このステッキがあれば向日葵のおっぱい小さくなるな!」
櫻子「気が付かれないようにやらないと……」
櫻子「……でもその前に、私が成長して胸が大きくなるのを見るのもいいな……」
櫻子「むふふ!3・2・1るくるゆるクラミ!3・2・1るくるゆるクラミ!」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:53:14.91 ID:fJQOx+xCi
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櫻子「向日葵いるかー!おーいおっぱい魔人!」
向日葵「近所迷惑ですわ!って、え……えっと……櫻子のお姉さま?」
櫻子「違う!魔法のステッキで大人になったの!」
向日葵「なっ、あなた何して……」
櫻子「なのになんでなんで私の胸が小さいままなの!?」
向日葵「……知りませんわよ」
chippai end
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 14:54:07.17 ID:fJQOx+xCi
西垣「ふむふむ……実験は成功だな」
西垣「問題は呪文の難度のバランスか」
西垣「簡単じゃないと松本は唱えてくれないし」
西垣「簡単すぎると紛失したときに不安だ」
西垣「はっ……赤座の名前を利用すれば紛失しても安心か!?」
西垣「よぉし!そうと決まれば早速……!」
the true end
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